とほほ教習日誌 2

もっと、とほほ教習日記・・・やっぱり(^o^)あり、(@.@) あり、(T.T)あり?

10月17日 (2001年)　第一段階
昼間教習所に通えるという恵まれた環境に感謝しつつ、昼過ぎに会社を抜けて教習所へ。
今日も続けて2時限乗る。ちなみに今日の天気は「雨」。とほほ･･･。
カッパを着込み、赤のビブスを着けようとしていたら、「あ、今日は黄色でいいですよ」･･･中型のときは、暫～く赤いままだったのに。(遠い目・・・)

今日はT教官、とっても優しい教官。わたしの顔を見て「あれ?」という表情なので、「4月にお世話になりました、ありがとうございました」と挨拶。
今日は波状路をやるので、コースに出る前センタースタンドで止めたバイクに跨り、波状路での立ち姿勢についてレクチャー。腰を引かずにタンクに被さるように立つ、そうすれば肘も張らずに余裕が出来る。膝は柔らかく構えて衝撃に合わせて屈伸する感じ。

準備走行でコースをクルクルまわる。8の字ではヒヤヒヤだった。・・・苦手なんだよね。小回りできない証明ですな。前を見て走れないのが、どうもダメな原因ではないかと自己分析しています。検定に8の字がなくてよかった・そういう問題)
そして、課題走行、加えて波状路。この波状路はベルーガさんのサイトの「ドカ道外伝・大型二輪教習日誌」で彼女が最後まで苦労していた課題なので、ちょっとドキドキ。でも、大丈夫だった。「まだちょっと腰が引けてるから、もっと前に出して」と教官。

この時間の一本橋では、半クラッチを使い、なるべく滞在時間を増やすようにした。でも、そうなると落ちてしまうこと数回。最初に勢いよく乗ってしまうと、もうダメ。最後に粘っても10秒切ってしまう。・・・もしかしたら、この課題がわたしの「ヤマ」になるかもしれない。
そんなこんなで、この時間の教習は終わり。教官からは「大丈夫ですね。安心してみていられる」とのお言葉を戴き、わたしも「でへっ」とにやけ顔です。


続いてまた雨の中、もう1時限。
「ちょっと早いけど坂道発進もしましょう」ということで、坂道発進。中型教習の時は、止まるたびに「ウィンカー消して、クラッチを戻して、ブレーキ掛けて」と必死だったのに、かなりよゆ～。信じられん。でも、公道走っていれば当たり前か。
坂道発進も難なく(?)こなし、これまた「ちょっと早いけどコース走行しましょ」・・・中型の時、苦労した甲斐があったよ(涙)。
コースは中型の時のコースに波状路が加わっただけなので、走り始めたらなんとなく思い出した。やっぱり同じ教習所にしてよかった。覚える手間が少なくて済む。

気をつけるところは、クランクでは、バイクを倒して曲がろうとするので後輪がパイロンに接触しそう、リーンアウトでバイクを立てて、S字ではもっとライン取りに気をつけて。・・・と言う話も、実践できるかどうかは別として、「そうか」とすぐ理解できるようになったのは、やっぱり毎日バイクに乗っているお陰だろう。
スラロームのタイムをもっと縮めないといけないけど、雨の降る中では危ないので、本日のところはお咎めなし。


雨だし、足つき悪いし で、不安だったけどコケることもなく4時限の教習を終え、「次は見極めです」。
すっごい順調。・・・せっかく追加料金なしの「安心パック」にしたのに。



10月19日 (2001年)　第一段階
もっと「とほほ」のつもりが、自分でもびっくりしてしまうくらい順調に進み、日記のタイトルがシャレにならん・・・と悩みつつ、第一段階の5時限目。見極めです。
教習開始時間ギリギリに金髪のお姉さんが駆け込んできた。教習簿の色をみたら、彼女も大型2輪教習だ。彼女の支度ができるまで、コースの端っこでスタンバっていたんだが、これが辛い。片足しか着かないから。発進時のギアを入れるときなぞは必死。「はっ! さっ!」とお尻をずらして気持ち素早く、見た目よろっと右足を着いてギアを入れる。そしてまた「はっ! さっ!」で「着き足」を変える。このときが教習中一番緊張するときかも。

そしていつものようにウォーミングアップ走行。今日は8の字回らなかったので安堵した。
教官「じゃあ、今日は坂道発進します」「昨日、やりました」「じゃ、コースを覚えてもらいます」「昨日走りました」「あ、そうですか」・・・おいおい、わたしの教習簿ちゃんと見たのかい?

最初は教官の後をついてコース走行。その後一人でコース走行。コケることなく、コースを間違えることもなく、ぐるぐるぐる・・・。でも、コケないからってたらたら走っていてももったいないので、クランクではバイクを立てて、S字ではライン取りに気をつけて、一本橋ではなるべくゆっくり・・・と昨日のアドバイスを頭に走りました。
で、無事第一段階修了。「次からは青のビブス着けてください」・・・あっけないくらい、でもよかった。

教習終了後に、金髪のお姉さんと目が合ったのでしばし雑談。
4月に中型の教習受けて「ものずごく」苦労したこと、今250ccに乗っていること、お陰で今回はどうにか進んでいることを話したら、「すいすい走っているからすごいって思ったんです」。前回の苦労が芽を出し、成長したってことだぁねぇ。やっぱ「人生にムダはない」ってか??? (・・・4ヶ月で5000km以上も走っていれば、誰でもこうなるって。)
あ～、卒検までこの調子で行ってくれればいいんだけど。