実はMotoGP開催日直前に、かなりショックでどよ~んとしてしまう事件が起きて、「もうせっかく楽しもうと思っていたのに、どうしてよー」と思っていました。がしかし、実際もてぎに向かってバイクに跨った瞬間から、そんなことは一切吹っ切れ、もてぎでは思い出すこともなく、心の底から4日間楽しむことができました。
また、3日目最後の夜のお風呂。
受付でもらったロッカーの鍵のナンバーは「99」。それは、一番のお気に入りライダー、ホルヘのゼッケンナンバー。
ちょっと嬉しいと思ってお風呂に行くと、99のロッカーはなく、それは66。
66が99に見えて、ささやかな幸せを感じる。
何気ない物ごとの見方ひとつで、気持ちがこんなに変わるなんて。
物ごとを決めつけることなく、柔軟な気持ちで接して幸せを感じることができるなら、いつもそうしていたいな。
隣町の焼津市に「荒祭り」という勇壮な夏祭りがあります。港の男たちは荒祭りのために生きていると言っても過言ではなく、祭りが終わると「次の荒祭りまで365日!」とカウンドダウンを始める。
極端な言い方だけど、わたしに取ってMotoGPはそんな感じかも。
さて、来年のためにまた一所懸命働いて、一所懸命英会話の勉強もしますわ。
ステイエリアでは夜露がすごかったので、やっぱりタープがあったほうがよさそう。
1人でタープが張れるように練習しよう。
それから、蛍光イエローのフェミTシャツももてぎで着ましたが、なんたってロッシのイメージカラーが黄色で、目立つどころか馴染んでしまいました。嬉しいような、残念なような...。
(おわり)