The movies I've watched
in 2003 |
- シカゴ (11/28/2003)
- 「ジャズダンスは、○○と××とセクシー」という活子先生(ジャズダンスでお世話になっている大先生)の言葉を思い出した。(○○と××が思い出せなくて、すみません。)活子先生のレッスンでは、必ずと言っていいほど(?)名前の出る「ボブ・フォッシー」。「今流行りのブリトニー、一昔前のマドンナがセクシーだって?とんでもない、そのもっと前に、ボブ・フォッシーが「キャバレー」でライザ・ミネリをコルセット姿で躍らせているんだから!!」・・・活子先生が熱く語るボブ・フォッシーの、傑作中の傑作ミュージカル「シカゴ」が映画になった。
もう鳥肌が立つくらいカッコいい。そして、たまらなくセクシー。これこそ、「ジャズダンス」なんだろう。特にキャサリン・ゼタ=ジョーンズ@ヴェルマの迫力ある歌とダンスに、喝采を贈る。彼女のアクションの素晴らしさは、「エントラップメント」で観たことがあったけど、ダンスもあんなに踊れるなんて、さすがハリウッド女優、というか元々がミュージカル系の出身らしいんだな・爆。わたし的には、プライベートではあんまりよい印象がなかったんだけど、2児の母、義理父・夫・夫の前妻とその子供などなどとも円満な関係を保っているというから、とても頭の良い、才能に溢れた女性なのだろう。結構、びっくり。そして、ロキシー@レニー・ゼルヴィガー。ブリジット・ジョーンズだったのね。これまたびっくり。あのときは役柄で7キロ太ったとあったけど、痩せれば(というより、「元々は」)こんなキュートな愛らしいオンナの人だったのね。・・・やっぱ、女優はすごいやね〜。
それからね、ジョン・C・ライリー@エイモスなんですが、わたし的には、この方はゼッタイ外せない人なのですよ。ファンってわけじゃないんだけど。なんたって大好きな「ギルバート・グレープ」で、ギルバートの親友。だからわたしの中では、ポイント高いのだ。その後「マグノリア」とか「ギャング・オブ・ニューヨーク」とか、よく見かける。名脇役っていう人ですね。
とにかく、「And All That's Jazz」ですわ。はい。わたしもセクシーなジャズダンスを目指そう(遠い目)。
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- チャーリーズエンジェル・フルスロットル (11/24/2003)
- 全開ですよ、全開。もう完全にイッちゃってますわ、3人。いや、マジソン含めると4人?
キャメロン・ディアスは、コメディ女優になりきっている。嫌いじゃないんだよね、きっと。コメディ映画には沢山出ているし。こんな美人はシリアスモノがいいんじゃないかと、勝手に思ってしまうのだけど、美しいからこそ、コメディが決まるっていうのもあるんだろう。
前作より3人とも役柄がイタに付いてきた。ま、こっちが「見慣れた」のかも? しっかし、オープニングからのぶっ飛ばし、そしてMCハマーのダンス、秘宝館の官能ダンス、爆笑続きです。出演者もスタッフも楽しみながら制作していることが滲み出てくる。だから、観ているこちらも、楽しくなれる。映画の原点ですね、はい。
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- マトリックス・レボリューションズ
(11/11/2003)
- 愛ですよ、愛。監督のいいたいことは。
・・・というか、わたしがわかった部分は。だって、話が、やっぱりまたまたむずかしかったんだもーん!!
(ToT) もっと勝敗が明快で、「めでたし、めでたし」で終わるのかと思ったら、じぇんじぇーん。(だから、わたしの頭脳では「理解に難あり」。)
救世主ネオはウイルスバスターのワクチンだったわけで、超強力ウイルスになったスミスを駆除して、また元の平静が戻ったというんだな、きっと。しかし、じゃ、どーして人間とマシンとの争いが起こったんだ?
これは一番最初のマトリックスを見直して、復習しなくてはならないのか?
一応平静は戻った。しかしこの状態なら、5年くらいしたら平穏が崩れ、8代目(ネオが7代目だったよねぇ?・汗)の救世主が現れるんではないかい?
と、ちと心配。だって、まだあのフランス人、健在だし、歴史は繰り返されるというし。そう、今度は監督もキャストも全替えで、マトリックス・アゲインとか。よくある話じゃん。(爆)
よくあるといえば、スミスはロードオブザリングのエルフの王様だったのね。そういえば、あのオデコは確かに。こうやってしみじみ見てみると、「あ、この人、どっかで見たことある」ってことはザラにあることなので、ハリウッドって限られた人たちの世界なのかもしれない。入り込むのに、大変なのだろうけど。
それにしても、西洋人は、東洋のメンタルな部分、ストイックな部分が大好きなんだなと思う。最後の決闘シーンは、武器なし。素手での戦い。ちょっと空手チックだ。倒れても倒れても起き上がる、その精神は、西洋人が「マーシャルアート」に憧れる気持に通じるような気がする。キャプテン・ミフネが、最後の最後まで「ど根性」で戦うのだが、このミフネの役は、世界の三船を充分意識した配役で、きっとウォシャウスキー兄弟監督は、ミスター三船をココロから尊敬しているんだろうな。
全ての始まりには終りがある。そうだな、冬の後には、春がくるもんな。(って、全然違う?)
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- ギャング・オブ・ニューヨーク (10/13/2003)
- 1800年代半ばのお話。この頃は洋の東西を問わず、不安定な血で血を争うエゲツない時代だったようだ。父親を殺した敵を討つことと、その時代の様子を重ね合わせて表現しているんだけど、・・・。歴史に決して興味がないわけではないんだけど、よくわからない映画でした。レオ様、出てるから観たにすぎませんでした。・・・
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- アイス・エイジ (10/12/2003)
- 特になし(爆)
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- キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (8/31/2003)
- 久々に観ましたよ、レオ様の映画。
16歳で家出をし、小切手詐欺を繰り返しながら各地を転々とするレオ様演じるフランク、16歳という設定に、さすがのレオ様もちょっとご無理を感じざるを得なかった。映画全体は難なく進んでいく感じがしたけど、もっとリズム感溢れる展開・・・例えばスナッチみたいに・・・の方が、天才的な詐欺を引き立てるんじゃないかなと、感じた。FBI捜査官カール・ハランティとの攻防も、なんとなく物足りない・・・。でも、スティルバーク監督がこだわったと言う今や「古き良き時代」の仲間入りをしてしまった'60年代のファッション、音楽などはとてもいい感じで表されていたと思う。やっぱ、レオ様は「ギルバート・グレープ」に尽きるかなぁ(ため息)。
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- ターミネーター3 (7/31/2003)
- レイトショーで観たのだが、観客がなんと20名程度。そりゃ、平日の夜だけど、そんなに売れてないっすか?
この映画。
「審判の日」を回避し、マシンとの対決は避けられたと思っていたのに、ジョンの前に再び現れたターミネーター。ナイスバディで、髪の毛一本乱さずプラズマ砲です、はい。でも、インパクトの強さは前作のT-1000には敵わないんだよね。あの液体金属で鉄格子をすり抜けたときには、寒気がしましたもん。やっぱり3体目のターミネーターの悲しさでしょうか。ちなみに、初代ターミネーターのT-1も出演していました。こいつが進化を遂げて、シュワちゃんになり、T-1000、T-Xとなっていくわけですが、次回は、T-Ωでしょうか?
ジョンの運命が決定付けられ、初代ターミネーターT-1も現れたし、運命の人ケイト(クレア・デーンズ、ここでも絶叫してましたわ)との出会いもあり、もしかして今度は「ターミネーター4?」って気もするけど、それをすると、最後にはあれこれと辻褄合わせに終わってしまった「猿の惑星シリーズ」みたくなってしまうんじゃないかなぁと、他人事ながら心配です。
バトルシーンも、母は強しのサラの印象が抜けなくって、う〜ん、やっぱ、ジェイムス・キャメロンの勝ち、かなぁ。
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- MBII (7/12/2003)
- 吹替えでみたからかなぁ、「〜ながら観」だったからかなぁ、なんだかよくわからん。ピンとこなかった。
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- ムーランルージュ
(7/10/2003)
- こんな映画だとは思わなかった。もっとマジなロマンティックで悲しいラブストーリーだと思っていたら、歌って踊る摩訶不思議な、万華鏡ムービーだった。でもこれは嬉しい誤算で、1899年の年代設定に20世紀のポップスが妙にマッチして、驚くことに、ユアン・マクレガーも、二コール・キッドマンも、歌って踊っているのだ。シンガーでないのに。ダンサーでないのに。立派だ。さすがハリウッドスターだ。
JOY DANCE 2002で使ったナンバーもあって、先生、ここから持ってきたのねぇ〜。お気に入りの「レディ・マーマレード」、そして大好きな大好きなKISSの「LOVING
YOU BABY」も入っていて、楽しくて楽しくて仕方なかった。で、「お決まり」のラストシーンに涙、涙。
監督が、「ロミ+ジュリ」の監督だそうで、確かに映像的にはあの路線をもっともっとサイケにした感じ。なんたってヒロインは、象の部屋に住んでいるんだから。キーワードは『愛』と『スペキュタキュクラー』・・・この『スペキュタキュラー』、どっかで聞いた言葉だなぁと思いをめぐらしてみたら、「アメリカンビューティー」で、お父さん(ケビン・スペーシー)が一目ぼれした娘の友達を妄想してしきりに言っていたコトバだったような。
翌日も、「I hope you don't mind, I hope
you don't mind...」と口ずさんでしまう、生きていることの素晴らしさ、Love
is Oxygenな映画でした。
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- マイノリティリポート
(7/ 8/2003)
- トムさまサスペンスアクションもの・・・になるのかな? なるほどね、こーゆー話だったんだ。題名からはどんなストーリーなのか、ちっとも想像できなかったから。
ストーリーは、約2回転半するって感じです。
2054年の近未来の設定で、予知能力者が予知する犯罪を事前に察知し、犯人を逮捕する。予知能力者の頭脳のイメージを映像として取り出したり、その取り出したイメージファイルをまたその頭脳にインプットしたり、生身の人間とハイテクのハードの関係がなんともいえない。
予知されたことがすべて起こるとは限らない。最後の判断は、生身の人間がするのだ。I
can chose.
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- マトリックス・リローデッド
(6/10/2003)
- こっちは先週公開したての新作をさっそくレイトショーで観に行った。THXの音響ばっちり。ずこずこ身体に響きました。
しかし、ロードオブザリングと違って、二作目、話が進むことによって、実に難解になっていた。画像加工ビシバシだったし、ネオとスミスの戦う場面は、まるで「DEAD
OR ALIVE」(プレステゲーム)を見ているようだったよ。最後もテレビドラマ風な「TO
BE CONTINUDE」で、「え〜!!」と思ってしまいました。ま、11月に3作目「レボリューション」の公開が決っているからなんだろうけど、あれで半年近く待たされるのは、つらいなぁ。3作目はもっと話が難しくなっているのかしら?・・・これもつらい。
楽しみにしていた、トリニティのドカ996爆走シーン。 カッコよかったです。やっぱ、ドカはスーパーバイク系に華があります。(個人的には空冷が好きだけどね。)女性の乗るスーパーバイクは、なんであんなにセクシーなんだろう?スリムなツインエンジン、ぴったりしたウエアも関係しているんだろうな。切れ味よい旋廻にうっとりしました。・・・後ろに乗せてたキーマンもいい味だしてたし。
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- ロードオブザリング 二つの塔 (5/23/2003)
- 最終上映日にどうにか観ることができた。・・・ので、選択肢なく字幕で観ることになった。さっぱり話の筋がわからなかった前回に較べると、一作目の予備知識も手伝って話の流れがよくわかった。白いガンダルフは嬉しかった。愚かさ、欲、正義、友情、愛などなど、いろいろなものが織り込まれていて、胸が熱くなったりしました。そしてCG使いまくりの画像も嫌味はなく、「なるほど、これじゃ今まで映画に出来なかったワケだ」と納得もしました。前回と違って、「観てよかった」と思える作品だった。
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- GO ( 2/10/2003)
- 直木賞受賞小説が原作の映画。原作を読んでいないので、ストーリーに関してはあまり言及出来ない(タイトルは同じでも原作と全く違う映画になることはよくある話)けど、見終わった後が爽やかな、「青春恋愛映画」でした。
ストーリーが、実に軽快な流れで進んでいく。邦画を見ていて、よく「つらい〜・・・」と感じることがある。無理な話の持っていき方、あざとらしい言葉使いなどなど。だから、殆ど観ないのだけど。しかし、この映画の中で「く〜ぅ」と感じたのは、山本太郎(敬称略)の学生姿くらいかな。でも、役柄には合っていたかも。韓国・朝鮮の北と南の問題、在日韓国人の問題、実にヘビーな問題を、痛快なテンポで取り上げていく。そして要所要所で押さえていく。ジョンイルくんの事件には、じーんとくる。
山崎務、大竹しのぶもさすがベテラン!の上手さだし、窪塚クン、かっこいいし、柴咲ちゃん、かわいいし。とにかく「暗さ」がないのがよかった。「日本映画もなかなかいいじゃん♪」と思える映画でした。
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- スチュアート・リトル ( 1/13/2003)
- 大して期待もせずに観始めたけど、なかなかジーンとくるストーリーでありました。子供向けな話なので、家族や友達とのあり方を基本に忠実に説いているというか。道徳的なポイントもキチンと押さえてあります。
スチュアートはじめ、ネズミの毛並み、表情など大変美しいのにびっくり。ネコの表情は、多少CGもあるかもしれないけど、きっとナマもの中心だと思う。ネコ好きには、表情豊かなのがとても楽しいんだけど、どうも「悪役系」なのが、納得できないワ。
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