The movies
I've watched in 2000 |
- ソードフィッシュ Swordfish
(12/12/2001)
- いやぁ、今年はホントに映画を観ていないのだけど、「ハズレ」を引くことなく楽しめる映画を選択できていると思う。
このソードフィッシュも「アタリ」。軽快なテンポで進むストーリー、もう今の映画では外せなくなったハッキング、ハリウッド映画らしいド派手な「ぶっ飛び」シーン・・・香港映画みたく下品じゃないところがいいわ。ストーリーは実に手が込んでいて、あらゆるところに「罠」が仕掛けてあり、らせん状にねじれていく。360度回っても、位
置が違っているのだ。(作品内では「ミスディレクション」という言葉を使っている。)
世界一のハッカー、スタンリーがワームを作っていく行程でイキイキしてくる気持ちがわかったりして。コンピュータを思い通
りに操る楽しさ。たまらないことでしょう、きっと。(でも、犯罪はダメね。)ジョン・トラボルタ、びっくり。こんなに幅の広いアクターだったとは。ストーリーの進みに色を添えるサウンドトラックもよかった。「マトリックスを超えた」は、言い過ぎじゃありません。
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- ブリジット・ジョーンズの日記 Bridget
Jones's Diary (10/5/2001)
- おそらく30代以上の「モテモテ女王様」じゃなかった女(の子)なら、誰もが「うんうん、そうそう」と頷いてしまうんじゃないだろうか。ダイエット、禁煙、理想の恋人探しは、永遠の課題? 主役のブリジットを演じたレニー・ゼルウィガーは、この作品のために6kg太ったそうで、彼女なしではこのブリジットは語れないかも。これが例えば、ニコール・キッドマンだったら別
のいい味出した演技だったかもしれないけど、メグ・ライアンだったら、「うそうそ、そんなことあるわけないじゃ〜ん」ってなったはず。(「ユー・ガット・メール」でそう思った人たくさんいると思うよ。)ブリジットの友達もとってもいい。やっぱ、歳とってくると友達って大切だよ。
きわどい描写があるわけでもないのに「R指定」だってことは、「女の本性を知るのには、コドモにはまだ早いよ」ってことかもしれない。原作は全世界でベストセラーだそうで、おそらく原作を2時間程度の映像に納めるには、だいぶ端折ったところも多いはず。原作を是非読んでみたい。
観た日はレディーデイだったので、女の人が多くて、笑い声も賑やかだった。男の人に観られると、ヒミツを知られて「見たなぁ・・・」って気持ちになりそう。それからラストシーンの思いっきりつま先立ちのブリジットがとっても可愛かった。ああいうのもお茶目でいいな。ちょっと憧れちゃう。
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- 猿の惑星 Planet
of Apes (8/26/2001)
- リメイクならぬリイメージ by ティム・バートン。前作があれだけドラマティックだっただけに、どう作り直されるのか興味があったけど、「う〜ん、そう出たか」。まだ人間が言葉を失っていないのに、文化をなくしてしまっているのはなぜ?
とか、細かいチェックをしていくと、ちと辛いところがあるかも。ラストシーンは、どの映画にもありがちな「This
is the America!!」で、やられました。次作を視野に入れて、ああやって終わったのかしら?
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- ショコラ Chocola
(6/6/2001)
- 観た人、観た人、みんなが口を揃えて「良い映画だった」というので、かなり期待して行った。それに大好きなラッセ・ハルストレム監督作品だよ。ジョニー・デップも出ていると言うし、絶対外せない!!
今、井上陽水がカバーして唄っているらしいけど、「コーヒールンバ」、まさにこの歌のチョコレート版だった。東洋のエキゾチックな情熱をチョコレートに溶かし込んでみんなを幸せにしてしまう。かなり深刻なドメスティックバイオレンスとかも織り交ぜてあったり。そこここに「心の開放」をうたっていて、最後に若い牧師さんが「禁じること、拒否することではなく、受け入れること、許容すること」を説教するんだけど、結構感動しました。人は今までと違うことを恐れがちだけど、変わるコトって悪いことだとは限らない。良いことなら、どんどん受け入れて変わるべき。そう、40にしてバイクの免許取得も、人生のよい方向転換だと思うんだよ。周りは「今更ナニを?」と言うけれど。
それにしても、ホットチリペッパー入りのホットショコラを飲んでみたいわ。どんな味がするんでしょ。
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- ハンニバル Hunnibal
(5/5/2001)
- 怖い、と聞いていたからだと思うけど、おそらく上映時間の1/4近くは目をつぶっていたか、下を向いていたか、薄目(笑)でした。だったら観なくても?
いや、話題作だったので・・・。
やっぱり続編となると前作を上回らなくてはということなのか、エグいシーンが多かったような。エグさに走ったせいなのか、ストーリーが今ひとつだったような。猟奇モノに愛が入りすぎたのかもしれない。
観賞後の教訓として (?)、「清く正しく上品に、かつ思慮深く生きて行かなくてはいけない」かと。今度の逃亡先は日本だという噂もあり。関わらないためにも、教訓を守ろう。
アンソニー・ホプキンズは好きだけど、レクター博士はね、ちょっとどころか、かなり・・・。それからジュリアン・ムーア。「マグノリア」でも感じたんだけど、「きれいなんだけど、どうして肌にツヤがないの?」
是非スクワランオイルでスキンケアして欲しいわ。
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- トップガン TOPGUN
(5/4/2001)
- 何年前の映画になるんだろう? 映画の題材のポイントをくまなく(?)きちんと押さえた作品。
才能ある天涯孤独の主人公、ちょっと頼りないけどいいヤツの親友、クールなライバル。友情、恋愛、敬愛、失敗、死、挫折、そして葛藤、苦しみ、成功・・・。これらを濃いい志垣太郎もといトム・クルーズが演じている。ホントに若い。今のカレの姿を見ると、思いの外いい感じで歳を取っているのかもしれない。アラン・ドロンは歳の取り方を失敗して引退したけど、トム・クルーズは大丈夫でしょう。レオ様はどうなるんだろ?
それにしても、恋に落ちる教官のチャーリー、歳取りすぎてないかい?
実際は何歳の設定なんだろ? マーベリックが童顔だから? あれじゃ母子っぽいよ。突然始まった暗闇でのラブシーン、あれにはど肝抜かれました。それから、メグ・ライアンも最初はあんなだったのね。
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- スナッチ Snatch
(4/4/2001)
- 前回の大スクリーンのブラピは「ジョー・ブラックによろしく」。3時間ブラピの美・全開、お腹一杯!!だったけど、今回の汚いブラピもなかなかいい味出していた。本来はラブストーリーより、こういう映画の方が向いているのかもしれない。レオ様に比べてブラピが男性受けするのは、こういうところにあるのかもしれない。「カリフォルニア」、観た方がいいかな。「ファイトクラブ」はビデオ借りたけど、観ないまま返却を2回もしてしまった。(涙)
82カラットのダイヤと賭博ボクシングと、いろんな人と犬が絡んで物語が展開していくのだけど、そのテンポがとても軽快。(「ジャッキー・ブラウン」と「ラン・ローラ・ラン」のテンポにとても似ていた・・・。)
ちょっと万華鏡ムービー風だけど、「マグノリア」よりずっと分かりやすかった。分かりにくかったのは、ブリティッシュ・イングリッシュ・・・。実に粘っこい英語だぁ。特に"a"の発音がまったり。監督がイギリス人だから仕方ないか。
ガイ・リッチー監督に惚れ込んで、出演を懇願したというブラピ(まるで「ダンサー・・・」のカトリーヌ・ドヌーブのよう)、わたしもこの監督はいいかも。挿入歌にマドンナが使われていたのも、おちゃめ。ギャングの抗争で人は死ぬ
し、血生臭いシーンもたくさんあったけど、根底はカラッとしていた。先月末に仕事に熱中(?)していた気分転換には最適な映画でした。
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- ダンサー・イン・ザ・ダーク
DANCER IN THE DARK (1/10,13/2001)
- 一週間も経たないうちにもう一度観たくなって、実行した。こんなの初めて。それだけわたしの心に深く突き刺さったモノはセルマの強さ、弱さ、哀しさ。
パンフレットの最初に「映画を見終わって、誰かに話すとき、または文章をお書きになる時、結末に触れることを控えて頂きたいと思います。」とあるので、監督に敬意を表して内容には触れません。
ドキュメンタリータッチの映像、語るように入っていくミュージカルシーン、セルマを演じるビョークの少女のような笑顔、眼差し。ぐんぐんと映画の中に引き込まれてしまいました。
この映画は観る人の身の上によって、感じ方が全く違うものになると思う。
それから、セルマの着ていたニットのカーディガン、どれもとっても可愛かった。
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- イグジステンス (1/5/2001)
- 今をときめくジュード・ロウ出演作品。
構成には興味があったんだけど、元々がゲーム嫌いなので、「ふーん、そう。」みたいな・・・。
ラストのシーンは見当がついちゃう。もっと深くひねって欲しかった。
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- セレブレティ (1/4/2001)
- やはり21世紀の始まりはレオ様から。
でも、片手間に観ていたので・・・。ウッディ・アレンの世界ってこうなのねって思った次第。
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